3D Assets / I I I I
オープンソースデータ集
360度ぐるりと見られる
デザイン資源の裏側へ
本プロジェクトでは、デザイン資源の一部を3Dスキャンや高解像度スキャニングによってデジタルアーカイブ化しています。これらのデータはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開され、誰もが自由にアクセスし、学習・研究・創作活動など多様な場面で活用することが可能です。
Special website「記憶の形式」では、収集された3Dデータをブラウザ上で閲覧でき、対象物を360度回転させながら、普段は目にできないデザインの裏側まで体験できます。細部に宿る創意や制作の痕跡に触れることで、新たな創造性へのインスピレーションが広がります。
3Dオープンデータの
可能性の探究
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01
コンテンツ産業への
展開エンターテインメント、映像、ゲームといったコンテンツ産業においても、デザイン資源の3Dオープンデータは幅広く活用される可能性があります。これにより、デザイン資源そのものの認知度を高め、一般層への浸透を促すことができます。さらに、コンテンツ制作者やIPホルダーにとってもメリットがあります。文化的価値やオリジナリティが確立されたデザインやフォルムを作品中に取り入れることは、リアリティや説得力を付与し、観客やファンに訴求力をもたらす要素となり得ます。
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02
教育・研究分野での活用
芸術教育やデザインの専門課程、3DCGを扱う建築や映像などの教育現場の教材として、またリモート学習やオンライン講義の資料として活用できます。国内・海外の研究者や学生が、実物に触れることが難しいデザイン資源をデジタル上で閲覧・分析できる点は大きな意義があります。
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03
産業・ものづくり分野での応用
3Dデータを用いたリデザインやプロトタイピングなど、実際のものづくり現場での活用も期待されます。
優れた工業製品のデザインや工芸の形を参照し、創作の痕跡を辿ることで、新しいプロダクト開発のヒントや着想につながります。 -
04
地域文化や観光への展開
日本各地のデザイン資源を3Dで公開することで、オンライン上でのバーチャル展示や地域の文化資源の再発見につながります。
観光や地域振興と結びつけることで、文化の発信力を高め、地域の魅力を国内外に伝える手段となります。 -
05
リプロダクトによる継承
製造中止や廃盤となったり、実物の保管が難しくなったデザイン資源も、3Dデータとしてデジタルアーカイブすることで、そのデザインや技巧を次世代へ受け継ぐことができます。将来的に復刻が求められる場面では、再現のための「レシピ」として活用できる可能性があります。
Data Download
「DESIGN デザイン design」では、デザイン資源の3Dデータの活用を拡げるため、活動で得られたデータをクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス（CC-BY）に基づいて公開しています。
利用規約をご確認の上、下記からダウンロードしてください。
データを使った作品制作、研究、シミュレーション、資料作成等にぜひお役立てください。
データ形式
- OBJデータ
- objファイルは3Dデータを扱うファイル形式の一種で、テクスチャ付きのポリゴンデータを扱う事ができます。
objファイルを手軽に閲覧できるフリーソフトとして、ここではMeshLabを紹介します。
- MeshLab 公式ページ
- https://www.meshlab.net/
- MeshLab ダウンロードページ
- https://www.meshlab.net/#download
MeshLabを起動し、ダウンロードした.objファイルをドラッグ&ドロップするとファイルを閲覧することができます。
.objファイルを複数選択してドラッグ&ドロップすると、複数のファイルを同時に開く事ができます。
MeshLabの詳しい使い方に関しては、下記が参考になります。
3Dデータ編集・変換ソフトMeshLab概要 | PCCブログ
本サイトで公開しているデータは、.objファイル、.mtlファイル、.jpgファイルで一組のデータになっています。
ファイル間でファイル名を参照しているため、3つのファイルはファイル名の変更はせず、同一のフォルダ内に配置してください。
下記は「天童木工 バタフライスツール」に含まれているファイルの一部です。
例) 天童木工 バタフライスツール 3Dデータのファイル名
butterfly_stool.obj、butterfly_stool.mtl、butterfly_stool.jpg