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About / I I I I
過去の資産から
未来の資源へ
デザインの生きた
アーカイブを目指して
日本の生活文化や産業を支えてきたデザイン。しかし近年、ミュージアムの閉館や所蔵スペースの限界、ものづくり産業における担い手不足、さらには災害などにより、貴重なデザイン資源や関連情報が失われつつあります。「DESIGN デザイン design - JAPAN Design Resource Database -」は、こうした資源を次世代へ継承し、将来に活用できる形で収集・整備するプロジェクトです。
対象とするデザイン資源は、近現代の工業デザインにおけるプロダクトに加え、グラフィックやパッケージ、ファッションデザイン、さらには伝統的な工芸や民藝まで幅広く含みます。
全国のミュージアムや研究機関、企業と連携し、日本各地のデザイン資源をデジタルアーカイブ化。一部については3Dスキャンデータも収集して、誰もがアクセスできる形で公開します。
さらに、素材選びの背景、試作や検証の記録、生産や加工のプロセスといった「デザインが生まれるまでのストーリー」にも着目。デザインの本質を伝える関連情報の記録にも取り組んでいます。
これらの情報は、デザイナーや研究者はもちろん、企業や自治体など多様な立場の人々が新たな知見やヒントを得る手がかりとなるでしょう。デザインに関心のあるすべての人が、過去の知を活用し、新たな発想や創造を生み出すための基盤となることを目指します。
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Database / I I I I
日本に眠る
豊かなデザイン資源の
デジタルアーカイブ
3D Assets / I I I I
360度ぐるりと見られる
デザイン資源の裏側へ
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Study / I I I I
デジタルアーカイブの
未来と可能性を考える
- 04
Research / I I I I
デザインアーカイブの
歴史と事例を知る
日本では、官民それぞれの視点で、デザインアーカイブの取り組みが行われています。本プロジェクトでは、可能な限りこれまでの知の遺産を掘り起こし、デザイン資源を保有する施設にアクセス可能な状態にすること。そして、実際に取り組みを行っている方々の声を伺い、これからの道標として共有知化することを目指します。