丸帯地「彩華蜀甲」

    発売年=昭和後期年/製作者=株式会社川島織物(現:株式会社川島織物セルコン)/サイズ=W698 × D4340 mm(本品仕立て上がり寸法/当時:W318 × 4230 mm)/素材・技法=絹・金糸・金箔、紋織物/肖像権・パブリシティ権保持者=株式会社川島織物(現:株式会社川島織物セルコン)

    「丸帯」は、全体に柄が施され、帯に仕立てた際に裏側にも柄が現れる豪華で最も格の高い帯です。しかし、近年では用途や価格の問題から生産量が大幅に減少しています。特にこの帯は、こだわり抜かれたデザインで丁寧に制作されており、今後、このクラスの帯が生産される機会は非常に少ないと考えられる貴重な一品です。

    鮮やかな色糸や金糸、引箔を使い、精緻に「蜀江文様」を織り上げた絢爛豪華な丸帯用の生地です。

    「蜀江」は、中国の三国時代に蜀の首都であった成都の近くを流れる河で、この地方は古くから高品質な絹織物の産地として知られています。蜀江の清らかな水で染め上げられた多彩な色糸を用い、高度な技術で織られた高級絹織物は、日本にも「蜀の錦」や「蜀江錦」として輸入され、珍重されてきました。特に、八角形と四角形を繋いだ文様は、代表的なデザインとして「蜀江⇒蜀甲」文様と呼ばれ、現在に伝わっています。

    この『丸帯地「彩華蜀甲」』は、八角形と四角形を連続させた幾何学文様であることから、「甲」の字を当てて「蜀甲」文と名付けています。

     

    【3Dデザインデータの権利者名:株式会社川島織物セルコン 川島織物文化館】

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