文豪・夏目漱石は初めての著作『吾輩は猫である』を書籍化するにあたって、友人宛の手紙の中で「美しい本をつくりたい」と述べ、作品ごとに趣を凝らした書籍を世に出している。『こころ』刊行にあたっては、自ら装幀を手掛け、長年自ら暖めてきた造本に対する思いを具現化した。 これらの書籍の中に、漱石がイギリス留学中に影響を受けた、アーツ・アンド・クラフトやアール・ヌーヴォーの影響もみられ、文学作品としての価値だけではなく、美術作品としても評価すべきものである。 【3Dデザインデータの権利者名:博物館明治村】
装幀が美しい夏目漱石の著作群