携帯電話が普及する以前のコードレス家庭用電話機。カラーバリエーションはシルバーとブラックの二種類。ハンズフリーステーション、コードレスホン、チャージャーから構成され、ざらつきのある仕上げを施されたプラスチックを素材とする。この製品が制作・販売された1989年の二年前、1987年にコードレス電話機の販売が自由化されると市場にはさまざま商品をあふれることとなった。デザイン性の競争もさることながら、プロダクト・デザイナーは日々目まぐるしく発展する技術を、企画から試作を経て実現させるプロダクト制作に反映することに苦心した。その解決策として五十嵐が行ったのが、グリッドで全体を覆うというものだった。制作段階で追加される新機能に付随するボタンを、かたちを変更することなく組み込むことを可能にしたこのデザインは、技術の進歩とデザインの普遍的価値を見事に折衷させた事例である。 【3Dデザインデータの権利者名:金沢工業大学五十嵐威暢アーカイブ】

レガム コードレステレフォン

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